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Gmailにメールが送れない場合の対処法(Google Domains/Google Workspace)

更新日:2024年4月2日

また、似たような記事ですが、今回は

Google Domains(Google Workspace)でドメインを取っていて、Wixでそのドメインを使用した場合のときの対応方法を紹介します。


お名前.comと同様に、SPFレコードの設定をすれば、こちらも解決します。

実際にお問い合わせをいただいたので、下記方法で解決しました。


・Wixの管理画面にログイン


・設定 > ドメイン


ドメイン設定

・ドメイン名の右にある三点メニュー > DNSレコードを管理


DNSレコード

・TXT(テキスト) > レコードを追加



レコードを追加

・値 に下記の文字を入力


v=spf1 include:_spf.google.com ~all


TTLは1時間にして、そのまま保存しましょう。


SPFレコードを追加



以上です。


Wixは設定変更後、反映まで最大48時間がかかることがあるので、しばらく待ってから、

Gmail宛にメールを送信してみましょう!


お名前ドットコムでドメインを取得した場合は、こちらの記事で紹介しています。



対応としては以上ですが、SPFレコードとはなにか、少し書いてみたいと思います。


*SPFレコードとは

メールの送信元(Sender)ドメインが詐称されていないことを証明するための技術です。正しく記載されたSPFレコードによって、自社から送信したメールがドメインを詐称した迷惑メールではないことを相手に示すことができます.

具体的には、以下のポイントがSPFレコードの役割を説明します:

「なりすましメール」を防ぐ: 企業のドメインを偽装した「なりすましメール」による犯罪が増加しています。SPFレコードは、正当なメールサーバーの情報(IPアドレスなど)をまとめたDNSレコードで、メールの送信元を確認する役割を果たします。

メールの安全性向上: SPFレコードを正しく設定することで、自社から送信したメールが迷惑メールと判定されるリスクを低減できます。

差異の検出: SPFレコードに記載された内容と、送信メールの情報に差異がある場合、なりすましメールの可能性を判定できます。


GMAIL宛にメールが送れなくなった理由は、Googleがポリシーを強化したためです。



上のリンクはGoogleからの説明なのですが、このように書かれています。


2024 年 2 月 1 日以降、Gmail アカウントにメールを送信するすべての送信者は、このセクションに示す要件を満たしている必要があります。

重要: Gmail アカウントに 1 日あたり 5,000 件を超えるメールを送信する場合は、1 日あたり 5,000 件以上のメールを送信する場合の要件を満たす必要があります。

ドメインに SPF または DKIM メール認証を設定します。

送信元のドメインまたは IP に、有効な正引きおよび逆引き DNS レコード(PTR レコードとも呼ばれます)があることを確認します。詳細

メールの送信に TLS 接続を使用します。Google Workspace で TLS を設定する手順については、メールのセキュアな接続を必須にするをご覧ください。

Postmaster Tools で報告される迷惑メール率を 0.10% 未満に維持し、迷惑メール率が決して 0.30% 以上にならないようにします。詳しくは、迷惑メール率の詳細をご覧ください。

Internet Message Format 標準(RFC 5322)に準拠したメールの形式を設定します。

Gmail の From: ヘッダーのなりすましはしないでください。Gmail では、DMARC の検疫適用ポリシーの使用が開始されます。Gmail の From: ヘッダーのなりすましをした場合、メール配信に影響する可能性があります。

メーリング リストや受信ゲートウェイを使用するなどして、メールを定期的に転送する場合は、送信メールに ARC ヘッダーを追加します。ARC ヘッダーによって、メールが転送されたことが示され、送信者が転送者と見なされます。メーリング リストの送信者は、メーリング リストを指定する List-id: ヘッダーも送信メールに追加する必要があります。


ここにも書かれているように。SPFを設定することで解決しました。

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